「花嫁着付け師という仕事」書籍誕生まで

着付け師という仕事

12月。師走になりました。早いですね。。11月19日に発売しました「花嫁着付け師という仕事」ができるまで、わたしの携帯で撮っていた写真をアップします。

構成は昨年から考えていたのですが、2021年1月から出版社・編集プロダクション・ライターさんとの打ち合わせを開始しました。毎回の打ち合わせは平均3時間ほど。構成(章立て)を決めて、内容を考え、内容に合わせた撮影スケジュールが決まっていきます。今まで撮影した作品を差し込める写真はそのまま使用し、キー写真になるものや表紙は新たに、モデル・スタッフセレクトから始まりました。

アントワープブライダルスタッフは、撮影に間に合うように杉山のスタイリングシートを元に、小物集めや当日の衣装準備をします。もちろん当日のインスピレーションで決める場合もあるので小物はたくさん用意しますので、いつも荷物は膨大です。

和紙を使用して鶴を作成したり、まるで美術さんのような仕事もこなします。着付け師ですが、何でもしますよ~。(笑)

撮影は2日間行い終了。終了後は編集作業が待っています。これが大変!私は細かく、みなさんへわかりやすい表現方法になっているかなどすべてチェックです。そして、基礎知識は大切なところ。今回は、「東京家政大学博物館」の資料を参考文献とさせていただき、皆様へ花嫁衣裳の歴史をお伝えすることができうれしく思っています。

撮影では、動画撮影もありましたので撮影現場は大勢のスタッフでにぎわっていました。各自が自分の分野を完璧にこなし最高の作品を作り上げるのに一つになり現場は動いていきます。私は、雑誌でも広告でもこの一体感が好きでこれがないといい作品は作れないのですが、もちろん失敗はできません。この緊張感の後の達成感は、ありがたい気持ちで一杯になります。

最後はモデルさんと一緒にパチリ。(^^♪ お疲れ様でした。仕上がりが楽しみだな~など思いながら終わる一日でした。

このような行程で書籍が出来上がりました。是非、ご一読いただき、ご意見などいただけるうれしいです。

着付け師.jp <kitsukeshi.jp>

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