一生の「技」を伝える[第三章]

着付けスクール

スクールの生徒が私のところへ習いにいらしたきっかけ…それは「娘の結婚式で私自身で白無垢を着せたい・・・」これが私が着付けを習い始めたい動機です。という想いからでした。生徒さんからこのような言葉をいただき「アントワープブライダル」にてレッスンを開始いたしました。目標のある生徒さんは、毎回一生懸命練習をしてきて負けない強さがありました。

「結婚式当日は自分の手で白無垢を着せたい。」この一途な思いがあるので、確実に上達していく様子をみていて私もとてもうれしくなりました。スクールに入り1年半後、ついに夢は実現となり結婚式を迎えることができました。「代々木八幡宮」で神社挙式。そして披露宴は私のプロデュースする「ラッセンブリ広尾」。感動の一日にご一緒でき、積み上げてきたレッスンの日々を思い出しながら、私自信も思わず披露宴の最後には涙した素晴らしい結婚式でした。

着付け師を育てる時いつも私は言っていますが「夢に向かう一生懸命で純粋な人の気持ち」も一緒に育ってくれていることを実感させてくれた生徒さんでした。今は立派にプロの「着付け師」として育ち、娘さんと同じような幸せな花嫁様を送り出せるまでに育ってくれたことを大変うれしく思っています。

着付け師.jp <kitsukeshi.jp>

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