着付けをするという事

着付け師という仕事

着付け師として、今まで様々な経験をさせていただきました。可愛いお子様の着付けから、ご年配の方・不祝儀の喪服や結婚式のご列席から新郎新婦様。仕事内容としては、写真スタジオ・衣装店・結婚式場・ホテル・雑誌・広告のスチール・CM・テレビなど、先日のオンラインの生配信でもお伝えしましたが、すべての経験が自分の財産となり、今の自分が成り立っていると思っています。

改めて、着付けという仕事を考えた時に、まだ駆け出しのころは、着付けをすることに必死でとにかく時間内に仕上げなくてはということばかり考えて着付けをしていたのかもしれません。

今となって考えることは、昔は着付けをする事が【作業】になっていたのかもしれません。ただひたすら、時間を気にして着付けをする。本当はそうであってはいけないと気が付いたのはいつの頃だろう?【美意識をもって着付けをする】ことが大切であると気が付きました。それは、プロとしてお客様が最高にきれいな着物姿に見えるように、そして喜んでいただけるような着付けをする事に最大の努力をする事だと思います。

いつも相手の気持ちに寄り添って着付けていく事。それはお客様の成りたい自分に近づけて差し上げる事。私は着付けのデモストレーションをするときは、見ていただいている皆さんに寄り添ってわかりやすい着付けを心がけています!

今回のオンライン配信を終え、改めて着付け師という仕事を振りかえりこのような気持ちになりましたこと事を皆様にお伝えしたかった次第です。(^^♪

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