世界遺産 富岡製糸場見学

アントワープブライダル

コロナが5類に移行され、行動制限が自由になってきたので、以前から行きたかった群馬県の「富岡製糸場」へ行ってきました。

アントワープブライダルの婚礼衣装はアンティーク衣装にこだわり、素材は正絹100%の白無垢をレンタルしています。正絹である品質の価値などをより理解するために今回はとてもいい機会でした。

富岡製糸場は、明治5年(1872年)に明治政府が日本の近代化のため、生糸の品質改善・生産向上と、技術指導者を育成するため、洋式の繰糸器械を備えた官営の模範器械製糸場です。最後は民間企業の運営となりましたが、昭和62年まで機動されていて、現在までほぼ変わらぬ姿で残されています。世界一の製糸技術と輸出数を生み出した「富岡製糸場」は、2014年に世界遺産に登録されました。

生糸生産の技術指導にフランスから技術者が来日し3年間滞在しながら指導されたようです。敷地内の倉庫に使用されているレンガの壁や窓枠などフランス式建物が残されていてその当時ではとても近代的なセンスある建物だったのかな・・などと思いながら眺めていました。

製糸機械には日本の自動車メーカーが関わっていたりと日本を挙げての一大産業の歴史がここにあり、とても興味深く見学させてもらいました。

工場内の天井は高くとても芸術的な「梁」の使い方で芸術的でした。

着物一反を作るのに「かいこ」2600個が必要との事です。白無垢にはどれぐらいの「かいこ」が必要だったのかな??そんなことを考えると、婚礼衣装の一着がとても尊い着物で衣裳の重さも格別で、花嫁様の衣装として改めて重みを感じました。

サロンにあるたくさんの衣装たちへ一段と愛情がわきました。花嫁様へたくさん幸せを贈りたいですね。

着付け師.jp <kitsukeshi.jp>

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