3月は卒業式シーズンです。私たち着付け師へは、朝の8時頃までにすべて終了するといった着付け依頼が多いので連日早起きが続いています。お客様は学生さん本人や学校の先生、卒業するお子様の親御様など卒業に関わる方々のお着付けを承っています。
卒業式の着付けはこれから巣立っていく寂しさやこれからの生活への期待など着付けを通じて、お客様の人生の大切な節目に出会う事が出来、私たちに語りかけてくださるお客様の想いなどと寄り添いながら、少しの時間ではありますが一緒に幸せを感じることができる事はとてもうれしい事だと思っています。
■ここで卒業式の女袴の着付けポイント!
*補正の入れすぎに気をつけましょう。胸高で袴をつけるので太って見えてしまいます。
*着物の着丈はお辞儀した袴の後ろ姿から見えないようにしましょう。意外に目立ちます!
*袴の脇から見える着物のおはしょりを綺麗に整えておきましょう。
*半幅帯のリボンは大きくなりすぎず羽根は、背幅内におさめましょう。
*袴は、草履とブーツでは着丈がちがうので注意して、前紐・後ろ紐は手首のテンションを利用して体にしかっりフィットさせましょう。
*リボンはひっくり返らないように可愛く結んで出来上がり!
着付け師.jp <kitsukeshi.jp>
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