厳島から広島を経て京都に到着。
毎年、新しい感性を求め、京都には何度か訪れます。関西出身の私は、子供の頃から京都には馴染みがあったのですが、関西を離れて改めて京都を訪ねると、全然違う趣を感じるようになり、魅力的な不思議な街ですね。そして、今回の目的はアンティーク衣装や小物を探しです。
たくさんの山積みの宝の山には、きっと素敵な打掛があるはず!そんな思いを膨らませ、修学旅行以来の京都というスタッフを連れて行ってまいりました。スタッフの女の子に試着してもらい次から次へと打掛を羽織っていく。アントワープに来て下さるお客様に似合う衣裳はあるかしら?
シンプルだけど小物の選び方で現代風にアレンジできる打掛もあります。同行した若いスタッフの意見も取り入れながら数点ゲットしてきました!来年には皆様にご覧いただけるように頑張って準備いたします!
そして、京都の楽しみと言えば、食べる事!今回のランチに選んだお店は京都で中華も良いかなあと思い、昭和初期に建てられた呉服屋さんの建物をそのまま利用した「膳處漢ぽっちり」に行きました。「ぜぜかんぽっちり」と読みます。北京料理の伝統的な技法と京都の食材をおりまぜた上品なお味でした。「ぽっちり」とは、花街では舞妓さんの帯留めの事を言うそうです。
京都の電車の中刷りで発見した京都らしいポスターを発見!ヘアースタイルは日本髪なのにファッションはクリスマスの衣装。でもとっても不思議なぐらいマッチしていて可愛い♪
京都滞在は一日しかなくハードでしたが、最後には、一年の感謝と来年用のお札を頂きに「伏見稲荷神社」へ。
そして今回の京都は終了~!
あっと言う間に一年が過ぎてしまいました。私はこの12月の京都で伏見稲荷神社さんへお参りをするのがお決まりのコースですがこれで、来年も頑張ろうと思えます。今年は10周年を迎え、「着付け師という仕事」の改定版も出版する事が出来て、私にとってはとても大きな節目の年でした。
来年も新しい事にもチャレンジしていきたいと思っています。皆様にとって来年も素晴らしい年でありますようにと願っております。良いお年をお迎えくださいませ。
着付け師.jp <kitsukeshi.jp>
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